使用方法と例
使用方法
node [options] [V8 options] [script.js | -e "script" | - ] [arguments]
詳細は、コマンドラインオプションドキュメントを参照してください。
例
'Hello, World!'
を返す Node.js で記述されたウェブサーバーの例です。
このドキュメントのコマンドは、ユーザーのターミナルに表示される様子を再現するために$
または\
で始まります。$
と\
は含めないでください。これらは各コマンドの先頭を示すためのものです。
$
または\
で始まらない行は、前のコマンドの出力です。
まず、Node.js をダウンロードしてインストールしてください。インストールに関する詳細については、パッケージマネージャーによる Node.js のインストールを参照してください。
次に、projects
という空のプロジェクトフォルダを作成し、その中に移動します。
Linux と Mac:
bash
mkdir ~/projects
cd ~/projects
Windows CMD:
bash
mkdir %USERPROFILE%\projects
cd %USERPROFILE%\projects
Windows PowerShell:
bash
mkdir $env:USERPROFILE\projects
cd $env:USERPROFILE\projects
次に、projects
フォルダに新しいソースファイルを作成し、hello-world.js
という名前を付けます。
任意のテキストエディタでhello-world.js
を開き、次の内容を貼り付けます。
js
const http = require('node:http')
const hostname = '127.0.0.1'
const port = 3000
const server = http.createServer((req, res) => {
res.statusCode = 200
res.setHeader('Content-Type', 'text/plain')
res.end('Hello, World!\n')
})
server.listen(port, hostname, () => {
console.log(`Server running at http://${hostname}:${port}/`)
})
ファイルを保存します。次に、ターミナルウィンドウでhello-world.js
ファイルを実行するには、以下を入力します。
bash
node hello-world.js
ターミナルには次のような出力が表示されます。
bash
Server running at http://127.0.0.1:3000/
任意のウェブブラウザを開き、http://127.0.0.1:3000
にアクセスします。
ブラウザに文字列Hello, World!
が表示された場合、サーバーが動作していることを示しています。